春のお彼岸ということで、本日はお墓参りへと出かけることになりました。
まずは北木島でお墓参り。
幸進丸でびゅーんです!
3歳になった三男はいまだ船が怖く、私にしがみついてはいますが、泣き叫ぶことはなくなりました。
北木に到着し、歩いて10分ほどの距離を
ワイワイと進み、お墓では見よう見まねで、
手を合わせる子供たちが なんだか可愛くて
この光景を祖父も見てくれてたらいいなーと、
親心ながら思いつつ。
帰りに 私が通っていた幼稚園を見て、
もう無くなってしまった母校を思い出しながら
また船まで歩きます。
次は真鍋島へ向かいます!
真鍋では、お墓参りをして、
岩坪の家でご仏壇にお線香とお供え物をし、
ここでも 良い子に手を合わせる子供たち。……の狙いはお供え物のお菓子。(笑)
ご先祖さまに お菓子ください!と言いながら
好きなものを分けてもらいご満悦。
この後は、せいやくんのご両親と合流し、
笠岡にあるお墓へ一緒に行くことになっていたので、合流するまでの間 公園で遊んだり 砂浜で貝殻を拾ったりしていました。
そろそろ合流の時間なので、我が家の桟橋で
待っていると、
少し先にある桟橋から、
なにやら、おい!!おーい!!と。なにやらこっちを見ながら走ってる。
え?!
この時。不思議なもので、一瞬でなんかヤバいかもと感じた私は辺りを見渡すと、
次男がいない。
急いで 次男のいた辺りへ行くと
なんと、船と船のすき間に落ち、溺れていました。
1台の船が たてあみの船で、水面から近かったので
次男の手を握り引き上げようとしますが、
19キロの体重と濡れた服など、とても重たく、
船まで引き上げれない!
でもなんとか息ができるよう水面からは引っ張れたけど、ここから上にあがらないー!と思っていると 急にぐっと軽くなり、次男が私の方へ倒れ込んできました。
大丈夫か!?と言ってくれたのは、せいやくんでした。そのすぐ後に 少し先の桟橋にいた島の人も駆け寄ってきてくれました。
恐怖と混乱で泣く次男と、
事なきを得た安堵感で 軽く放心していた私。
せいやくんや、島の人もなんか喋ってるけど、
よく分かりませんでした。
とにかく、
ずぶ濡れの次男の服を脱がせ、
普段は持ってこない着替えのズボンを何故か今日は持ってきていたのでそれを履かせ、
長男の上着を借りて、一旦 笠岡の自宅へ帰宅することに。
もし、あの時 向こうの桟橋に誰もおらず、
私も気づいていなかったら……
と思うと本当にぞっとしました。
今でも、
溺れている次男の姿が 鮮明に思い出せるくらい、衝撃で 一瞬の出来事だったのに、変に長く思えました。
慣れた我が家の桟橋でも
油断は禁物。身に染みて思いました。
次男はというと、本当に怖かったようで、
泣いたり泣き止んだりを繰り返し、
か細い声で
また長靴買ってくれる……?
って、海に落とした長靴の事かーい!!と
笑ってしまいましたが、
本当に本当に無事で良かったです。
気づいてくれた島の方にも
本当に感謝しかありません。
笠岡へと帰り、身支度を済ませ、
せいやくんのご両親とも合流し、
もうひとつのお墓参りも無事に終え
春のお彼岸 お墓参りツアーも終了。
本日 影の薄かった三男はというと、、、
全くお昼寝してくれず、
私が寝たフリをしていると、こそっと布団から抜け出して、ニコニコしながら寝室を脱出していきました。。。
また夕方から晩にかけてグズグズタイムかー
と、せっかくの休日もやっっっぱりてんやわんやの山本家でした。。。